下駄の上の卵(新潮文庫)

井上ひさし/著
配信開始日: 2013/12/06
価格:649円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ゲタノウエノタマゴシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-116810-4
憧れの真っ白なボールを求めて、敗戦直後の東京へ出奔して来た野球少年たち。はたしてそれは手に入るのか。戦後の意味を問う力作。
昭和21年6月、憧れの真っ白な軟式野球ボールを手に入れるため、山形から闇米抱えて出奔して来た国民学校六年生の野球狂の少年たち。その大冒険は、疲弊と混乱の極に達した東京の街を舞台に、一進一退のシーソーゲームとなって展開する。眼前に拡がる敗戦の実像、しかし人々はなおしたたかに生きている。戦後とは何だったのか。そして問題のボールは彼らの手に入るのだろうか。

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井上ひさし(イノウエ・ヒサシ) プロフィール

(1934-2010)山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後、「ひょっこりひょうたん島」の台本を共同執筆する。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍した。2004(平成16)年に文化功労者、2009年には日本藝術院賞恩賜賞を受賞した。1984(昭和59)年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行った。

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