傍流の記者(新潮文庫)

本城雅人/著
配信開始日: 2020/11/30
価格:737円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ボウリュウノキシャシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121133-6
大手新聞社社会部、黄金世代の同期六人の男たちの熱い闘いを描く痛快無比な企業小説。
警視庁の植島、検察の図師、調査報道の名雲、社長秘書の北川――。東都新聞社会部に優秀な記者ばかりがそろった黄金世代の同期六人。トップに立てるのはその中のただ一人。貫くべきは己の正義か、組織の保身か。出世か、家族か、それとも同期の絆か――。中間管理職の苦悩、一発逆転の大スクープ、社会部VS.政治部の熾烈な争い……火傷するほど熱い新聞記者たちの闘いを見よ。痛快無比な企業小説。(解説・清武英利)

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本城雅人(ホンジョウ・マサト) プロフィール

1965(昭和40)年、神奈川県生れ。明治学院大学経済学部卒業後、スポーツ紙の記者としてプロ野球、競馬、メジャーリーグ取材などに携わる。退職後、松本清張賞候補作の『ノーバディノウズ』で2009(平成21)年に作家デビュー。同作でサムライジャパン野球文学賞の大賞を受賞。2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞受賞。2018年、『傍流の記者』で直木三十五賞候補。他の著書に『騎手の誇り』『英雄の条件』などがある。

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