あのころなにしてた?

綿矢りさ/著
配信開始日: 2021/09/28
価格:1,430円(税込)
単行本
文芸一般 エッセイ・随筆 日記・書簡
作品カナ:アノコロナニシテタ
紙書籍ISBN:978-4-10-332624-3
失ったことだけでなく、得たものにも目を向けてみよう。著者初の日記エッセイ。
感染者数の増減に一喜一憂したりと深刻さと楽観視がくるくる入れ替わる心理状況は、まるで洗濯機のなかで洗浄モードと脱水モードが繰り返され、生地がすり減っていく洗濯物みたいだ――。コロナ禍による創作への思わぬ影響、家族との生活の変化、めまぐるしい世界の動きを、パンデミック収束への願いをこめながら綴った2020年の日記。

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綿矢りさ(ワタヤ・リサ) プロフィール

1984年京都生まれ。2001年『インストール』で文藝賞受賞。早稲田大学在学中の2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。2012年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、2020年には『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』など映像化作品も多い。ほかの著書に『憤死』『手のひらの京』『オーラの発表会』『あのころなにしてた?』など。

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