巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

天童荒太/著
配信開始日: 2021/01/15
価格:605円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ ドラマ・映画・アニメ関連
作品カナ:ジュンレイシャタチカゾクガリダイヨンブシンチョウブンコ
シリーズ名: 家族狩り
紙書籍ISBN:978-4-10-145715-4
鎖を解き放ち、わが手に人生を取り戻す。願いは、きっとかなう。あなたの鼓動が高鳴る、第四弾。
孤立無援で事件を追う馬見原は、四国に向かった。捜査のために休暇を取ったのだ。彼はそこで痛ましい事実に辿りつく。夫に同行した佐和子は、巡礼を続ける者の姿に心を大きく動かされていた。一方、東京では、玲子のことを心配する游子と、逃避行を続ける駒田の間に、新たな緊張が走っていた。さまざまな鎖から身を解き放ち、自らの手に人生を取り戻そうとする人びと。緊迫の第四部。

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天童荒太(テンドウ・アラタ) プロフィール

1960(昭和35)年、愛媛県生れ。1986年、「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画の原作、脚本を手がけたのち、1993(平成5)年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。1996年、『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞。2009年、『悼む人』で直木賞を受賞。2013年、『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』『迷子のままで』などがある。

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