よむ、詠む、読む―古典と仲よく―
単行本
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヨムヨムヨムコテントナカヨク
紙書籍ISBN:978-4-10-312103-9
紙書籍ISBN:978-4-10-312103-9
古典は人生を生きる喜びに満ち満ちている。さあ、古典と友達になろう。
六条御息所はなぜ藤壺には祟らない? 伊勢物語の「むかし、をとこ有けり」の一句にこめられた意味は? 芭蕉の俳号・桃青に秘められた壮大な望みとは? 能は生の意味を死の側から照らすのに対して、歌舞伎や人形浄瑠璃は死を生の側から見つめるドラマだ。とっつきにくいという先入観は棚上げにして、古典と楽しく遊ぶエッセイ集。
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高橋睦郎(タカハシ・ムツオ) プロフィール
1937年、北九州八幡市生まれ。福岡教育大学教育学部国語国文科卒。1962年に上京し、現代詩、俳句、短歌、新作能、オペラなど多彩な分野で創作活動を続ける。1982年『王国の構造』で藤村記念歴程賞、1987年『王女メディア』で山本健吉選山本健吉賞、1988年『稽古飲食』で読売文学賞、同年『兎の庭』で高見順賞、1993年『旅の絵』で現代詩花椿賞、1996年『姉の島』で詩歌文学館賞、2007年織部賞、2010年『永遠まで』で現代詩人賞を受賞。