エルメス(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:エルメスシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610051-2
紙書籍ISBN:978-4-10-610051-2
憧れのブランドといえば、やっぱりエルメス! 「自分へのごほうび」を買う前に、クリスマスプレゼントを選ぶ前に――。
「ブランドのなかのブランド」と呼ばれるエルメス。圧倒的に高価でありながら異常なまでの人気を得た背景には、高水準の職人技術はもちろん、徹底した同族経営、巧みな広報・商品戦略があった。馬具工房としての創業から170余年、「伝統」と「革新」を織り交ぜながら発展を遂げた「最高級ブランド」の勝因を、日本との関わりに注目しつつ多角的に分析。日本のブランド・ブームについても考察した、ブランド文化論。
購入サイト
戸矢理衣奈(トヤ・リイナ) プロフィール
1973年生まれ。東京大学文学部社会心理学科を卒業後、同大学院総合文化研究科、サセックス大学、国際日本文化研究センターなどに学ぶ。美意識の変容をテーマに、社会史から経営史まで幅広く研究。『銀座と資生堂―日本を「モダーン」にした会社―』の原型となる論文で2010年、博士号(学術)を取得。独立行政法人経済産業研究所などを経て、株式会社IRlS代表取締役。著書に『エルメス』(新潮新書)、『下着の誕生―ヴィクトリア朝の社会史―』(講談社選書メチエ)など。