医薬品クライシス―78兆円市場の激震―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:イヤクヒンクライシスナナジュウハッチョウエンシジョウノゲキシンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610348-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610348-3
崇高な使命、熾烈な開発競争、飛び交う大金、去っていく研究者。2010年、もう新薬は生まれない。
全世界で七十八兆円、国内七兆円の医薬品業界が揺れている。巨額の投資とトップレベルの頭脳による熾烈な開発競争をもってしても、生まれなくなった新薬。ブロックバスターと呼ばれる巨大商品が、次々と特許切れを迎える「二〇一〇年問題」――。その一方で現実味をおびつつあるのが、頭のよくなる薬や不老長寿薬といった「夢の薬」だ。一粒の薬に秘められた、最先端のサイエンスとビジネスが織りなす壮大なドラマ!
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佐藤健太郎(サトウ・ケンタロウ) プロフィール
1970(昭和45)年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職等を経て、2020年8月現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』で科学ジャーナリスト賞受賞。著書に『炭素文明論』『世界史を変えた新素材』など。