―昭和史発掘―開戦通告はなぜ遅れたか(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ショウワシハックツカイセンツウコクハナゼオクレタカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610076-5
紙書籍ISBN:978-4-10-610076-5
新事実! 1941.12.7.ワシントンD.C.――仕組まれていた「真珠湾の朝」。ある陸軍主計大佐の死、全ての謎はここにあった……。
「卑怯な騙し討ち」、米国では未だにこう呼ばれる真珠湾攻撃。開戦通告文を米国に提出するのが、攻撃開始から五十五分遅れたためである。これまで遅延の原因は、野村吉三郎大使をはじめ駐米日本大使館の怠慢とされてきた。しかし野村大使らの行動には多くの謎が残されていた。実は、日米開戦がなされたまさにその時、野村大使らはある陸軍大佐の葬儀場にいたのだ。――新庄健吉、謎を解く鍵は全てこの男の死にあった。
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斎藤充功(サイトウ・ミチノリ) プロフィール
1941(昭和16)年東京生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退後、民間の機械研究所に勤務。その後、フリーライターに。主に、歴史、国家、情報といったテーマを中心にルポを執筆している。『昭和史発掘 幻の特務機関「ヤマ」』『刑務所を往く』など著書多数。