日本の治安(新潮新書)

後藤啓二/著
配信開始日: 2012/06/29
価格:660円(税込)
新潮新書
社会 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ニホンノチアンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610321-6
誰が犯罪者をのさばらせるのか? 元警察庁キャリアが鋭く問う。
人々のつながりの崩壊、ネットや携帯電話の急速な普及など、社会はこの十年余りで大きく様変わりした。戦後、犯罪を助長してきた歪んだ「自由」と「人権」、裁判所による前例主義、垂れ流しのネット犯罪への無策、過剰業務に忙殺される警察――女性と子どもをはじめ、誰もが「被害者」になる危険性はこれまでになく高まっている。日本の治安の今、そして刑事司法の病巣と処方を示す元警察庁キャリアによる渾身の提言。

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後藤啓二(ゴトウ・ケイジ) プロフィール

1959(昭和34)年兵庫県生まれ。弁護士。東京大学法学部卒業後、警察庁に入庁。大阪府警、愛知県警各部長、内閣参事官(安全保障・危機管理担当)を歴任後、2005年に退官。後藤コンプライアンス法律事務所を設立し、リスク管理など企業法務と犯罪被害者支援に携わる。

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