人間の器量(新潮新書)

福田和也/著
配信開始日: 2012/06/29
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:ニンゲンノキリョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610340-7
なぜ日本人はかくも小粒になったのか。無私、反骨、強欲、豹変、挺身……先達の器量に学ぶ人間論。
優れた人はいる。感じのいい人もいる。しかし、善悪、良否の敷居を超える、全人的な魅力、迫力、実力を備えた人がいない。戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶冶し、心魂を鍛える事を怠ってきた。なぜ日本人はかくも小粒になったのか――。その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。

購入サイト

福田和也(フクダ・カズヤ) プロフィール

1960(昭和35)年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。『日本の家郷』『教養としての歴史 日本の近代(上・下)』『人間の器量』『死ぬことを学ぶ』『昭和天皇』『〈新版〉総理の値打ち』等、著書多数。

この著者の書籍

ノンフィクション一般のおすすめ書籍

新潮新書のおすすめ書籍

ページの先頭へ