ギャンブル依存とたたかう(新潮選書)
新潮選書
心理学
精神医学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ギャンブルイゾントタタカウシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603543-2
紙書籍ISBN:978-4-10-603543-2
ギャンブル依存者、二百万人! このままでは、社会の土台が腐っていく!
パチンコ、麻雀、競馬、競輪……。「庶民の娯楽」という美名の陰で、急速に増加する依存者の群れ。「少しだけなら」と言い訳しながら、深刻に精神が蝕まれていく。ギャンブル依存は意志の弱さとは無関係。家族や知人を巻き込み、誰しも陥る危険な“病気”の全貌と立ち直りへの道を、作家・精神科医の著者が明らかにする。
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帚木蓬生(ハハキギ・ホウセイ) プロフィール
1947(昭和22)年、福岡県生れ。東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。2024年10月現在は精神科医。1993(平成5)年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、1995年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、1997年『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年『水神』で新田次郎文学賞、2011年『ソルハ』で小学館児童出版文化賞、2012年『蠅の帝国』『蛍の航跡』の二部作で日本医療小説大賞、2013年『日御子』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、2018年『守教』で吉川英治文学賞と中山義秀文学賞をそれぞれ受賞。『国銅』『風花病棟』『天に星 地に花』『受難』『悲素』『襲来』『花散る里の病棟』といった小説のほか、ギャンブル依存に関する新書や選書、児童書などにも多くの著作がある。