石油と日本―苦難と挫折の資源外交史―(新潮選書)

中嶋猪久生/著
配信開始日: 2015/11/20
価格:1,232円(税込)
新潮選書
産業 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セキユトニッポンクナントザセツノシゲンガイコウシシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603768-9
無資源国・日本が背負った宿命の150年――果たしてそこに理念はあったのか。
近代より続く『石油の時代』にあって、石油を持たない国・日本は 「資源外交」に身を投じるしかなかった。そこは国同士がエゴを剥き出しに衝突し、謀略を巡らす現場。莫大な時間と金、時には人の命も費やして、いったいこの国は何を得てきたのか? 日本の行方を左右した交渉、開発、投資――その僅かな栄光と数多の蹉跌。

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中嶋猪久生(ナカジマ・イクオ) プロフィール

1947年三重県四日市市生まれ。一橋大学経済学部卒。東海銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。国際部(国際金融・企画)、国際審査部、バハレーン駐在事務所長等歴任。在職中、外務省国連局(兼外務省機能強化対策チームメンバー)等へ出向。その他、エネルギー総合推進委員会GCC諸国動向調査委員会委員委嘱、明治学院大学国際学部非常勤講師等を経て、現在、日本エネルギー経済研究所中東研究センター外部研究員、関西大学非常勤講師(国際金融論)。著書に『資源外交連戦連敗――アザデガン油田の蹉跌』。

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