毛沢東―日本軍と共謀した男―(新潮新書)
新潮新書
政治
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作品カナ:モウタクトウニホングントキョウボウシタオトコシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610642-2
紙書籍ISBN:978-4-10-610642-2
「日本軍の進攻に感謝する」(1956年9月4日の毛沢東発言) 中国研究の第一人者が描いた「建国の父」の真実。
「私は皇軍に感謝している」──。日中戦争の時期、実は毛沢東は蒋介石や国民党軍の情報を日本に売り、巨額の情報提供料をせしめていた。それどころか、中共と日本軍の停戦すら申し入れている。毛沢東の基本戦略は、日本との戦いは蒋介石の国民党に任せ、温存した力をその後の「国民党潰し」に使い、自分が皇帝になることだったのだ。中国研究の第一人者が、徹底調査した資料で物語る「中国共産党の不都合な真実」。
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遠藤誉(エンドウ・ホマレ) プロフィール
1941(昭和16)年中国吉林省長春市(元満州国新京市)生まれ。国共内戦を決した「長春包囲戦」を経験し1953年に帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。著書に『チャーズ 中国建国の残火』『チャイナ・セブン〈紅い皇帝〉習近平』など多数。