アーカイブ日本語 根ほり葉ほり（新潮文庫）
新潮文庫
エッセイ・随筆
TTS（読み上げ）対応
作品カナ：ニホンゴネホリハホリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN：978-4-10-107315-6
紙書籍ISBN：978-4-10-107315-6
物事を認識するのに最も重要である言葉を軽視し、定義もせずに流通させ、言葉のバブル化を招いている現代日本人への警告の書。
語源も分からない「けじめ」をつけろと言われても……？「そこをなんとか」のそことはどこ？ なんとかとは何？「厳粛に受けとめて」「前向きに善処する」と言えばそれで一件落着？ 物事を認識するために最も重要であるはずの言葉を軽視し、深く定義もせずに流通させ、言葉のバブル化を招いている現代日本人への警告の書。毎日使っている日本語を通して、日本人が見えてくる――。
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森本哲郎（モリモト・テツロウ） プロフィール
1925年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社し、世界各国を歴訪。以後、評論家として文明批評や旅行記などの著述を中心に活動。1988年～1992年、東京女子大学教授。主な著作に、『サハラ幻想行』（河出書房新社）、『詩人与謝蕪村の世界』（講談社学術文庫）、『ぼくの哲学日記』（集英社）、『この言葉！ 生き方を考える50話』（ＰＨＰ新書）、『愛蔵版 ことばへの旅』『日本語 表と裏』『文明の旅―歴史の光と影―』『生き方の研究』『森本哲郎世界への旅 全10巻・別巻1』（以上、新潮社）など多数。
