天からやって来た猫(新潮文庫)

塩田丸男/著
配信開始日: 2002/04/05
価格:495円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:テンカラヤッテキタネコシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-134606-9
ふとしたきっかけで貰いうけた一匹の仔猫が多くのかけがえのない真実を教えてくれた。無類の愛猫家が贈る、涙と笑いの長編小説。
多忙にかまけて、人生を雑に生きてきた新聞記者の浦野は、ふとしたきっかけで一匹の仔猫を貰いうけた。名前はパイ。煤けたような灰色の毛と短い尻尾をして、外観・動作は心細く、普通の猫のような知恵も阿諛も示さなかったが、その天性の自然な生き方は、バラバラだった一家の心をひとつに結び、多くのかけがえのない真実を教えてくれた。無類の愛猫家が贈る、涙と笑いの長編小説。

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塩田丸男(シオダ・マルオ) プロフィール

1924(大正13)年山口県生まれ。読売新聞記者を経て、作家・評論家。第八九回直木賞候補。1992年、第四回日本ジャーナリスト大賞受賞。『天からやって来た猫』『日本詩歌小辞典』、夫人でエッセイストの塩田ミチルとの共著『味はみちづれ』など著書多数。

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