大佛次郎(オサラギ・ジロウ)

大佛次郎

(1897-1973)横浜市生れ。東京帝国大学政治学科卒業後、外務省に勤務。1923(大正12)年の関東大震災を機に同省を辞し、文筆に専念する。『鞍馬天狗』シリーズで前近代的大衆文学を刷新、その斬新な作風は急速に支持を得た。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。1967(昭和42)年から死の直前まで朝日新聞連載のライフワーク『天皇の世紀』を執筆。1964年に文化勲章受章。横浜に大佛次郎記念館がある。

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