フローベール(Flaubert,Gustave)

フローベール

(1821-1880)北フランス・ルーアン生れ。13歳頃から創作を開始し、パリ大学法学部に進学するが神経症の発作を機に文学に専念。4年半の苦行の後『ボヴァリー夫人』(1857)によって当代最高の小説家として不動の地位を得た。「パリ評論」誌に『ボヴァリー夫人』連載中、良俗侮辱のかどで告発された。著者が残したともいわれる「ボヴァリー夫人は私だ」という言葉はあまりにも有名。他の作品に、『感情教育』(1869)、『ブヴァールとペキュシェ』(1881)など。

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