笙野頼子(ショウノ・ヨリコ)
1956年、三重県生まれ。1981年、『極楽』で群像新人文学賞受賞。1991年、『なにもしてない』で野間文芸新人賞受賞。1994年、『二百回忌』で三島賞、『タイムスリップ・コンビナート』で芥川賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞を受賞。著書に『居場所もなかった』、『硝子生命論』、『レストレス・ドリーム』、『増殖商店街』、『母の発達』、『パラダイス・フラッツ』、『太陽の巫女』、『東京妖怪浮遊』、『説教師カニバットと百人の危ない美女』、『笙野頼子窯変小説集 時ノアゲアシ取リ』、『ドン・キホーテの「論争」』、『てんたまおや知らズどっぺるげんげる』、『渋谷色浅川』、『愛別外猫雑記』、『S倉迷妄通信』など。