武田泰淳(タケダ・タイジュン)

武田泰淳

(1912-1976)東京駒込生れ。東大支那文学科に入学後まもなく、左翼活動で逮捕される。出署後、活動をやめ、東大も退学。1933(昭和8)年竹内好らと「中国文学研究会」を創設。1937年応召、1939年除隊。1943年『司馬遷』を刊行。1944年上海に渡り、1946年帰国後、旺盛な創作活動をはじめ、「蝮のすゑ」『風媒花』などを発表。その他『森と湖のまつり』や『富士』など多くの著書があり、1972年『快楽』で日本文学大賞、1976年『目まいのする散歩』で野間文芸賞を受賞。

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