渡辺淳一(ワタナベ・ジュンイチ)

渡辺淳一

1933年北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞、1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章、菊池寛賞、2011年には『天上紅蓮』で二度目の文藝春秋読者賞(一度目は1983年)など受賞歴多数。作品は医学を題材とした現代小説、歴史小説、伝記的小説、男女の本質に迫る恋愛小説と多岐にわたる。映像化された作品も多く、現在も文壇の第一線で活躍、国内外から注目を浴び続けている。エッセイでも人気を博し、『鈍感力』はタイトルが流行語大賞候補にもなった。近著に「あとの祭り」シリーズの他『孤舟』『瓦礫の中の幸福論』『老いかたレッスン』『愛ふたたび』『男と女、なぜ別れるのか』『いくつになっても』など。

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