草間彌生(クサマ・ヤヨイ)
前衛芸術家。小説家。1929(昭和4)年長野県松本市の種苗問屋の末娘として生まれる。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始める。1957年渡米、翌年ニューヨークに移り、ネット・ペインティングを発表し話題となる。その後も彫刻、映像、パフォーマンス等、自らの表現を追求し続ける。1973年帰国。1983年小説『クリストファー男娼窟』で野性時代新人賞受賞。2009(平成21)年文化功労者に選出される。2011年テート・モダン(ロンドン)企画の欧米回顧展が国立ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)からスタート、仏・英・米の主要美術館へ巡回。現在も毎日制作に取り組んでいる。