徳永圭(トクナガ・ケイ)
1982年愛知県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。メーカー等の勤務を経て、2011年『をとめ模様、スパイ日和』で第12回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビューを飾る。長篇第二作『片桐酒店の副業』は「人間ドラマをエンタメに仕立てつつ細やかな機微まであぶりだす。この著者、ただものではない」(今井麻タ美さん、紀伊國屋書店新宿本店)「文章から滲み出る苦味と渋み、読後の清涼感は新人作家とは思えぬハードボイルド」(平野高丸さん、紀伊國屋書店前橋店)など好評を博す。新鋭ながら大型の女性作家。