野口卓(ノグチ・タク)
1944(昭和19)年、徳島県生れ。さまざまな職業を経て、編集者・ライターとなる。その傍ら、ラジオドラマの脚本や戯曲を執筆。1993(平成5)年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。2011年、『軍鶏侍(しゃもざむらい)』で小説家として鮮烈なデビューを果たし、評論家、メディアから絶賛を浴びる。2012年、同作で歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。『闇の黒猫 北町奉行所朽木組』をはじめ、「軍鶏侍」シリーズ、「ご隠居さん」シリーズ、「手蹟指南所『薫風堂』」シリーズなどが好評を博している。著書多数。