グレアム・スウィフト(Swift,Graham)
1949年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学卒業後、ヨーク大学でも学び、英語教師を経て、1980年、The Sweet Shop Ownerで作家デビュー。1983年、文芸誌「グランタ」によって、ジュリアン・バーンズ、イアン・マキューアンらとともに「イギリス新鋭作家20傑」に選出される。同年刊行の『ウォーターランド』でガーディアン小説賞ほか受賞、1996年、『最後の注文』でブッカー賞ほか受賞。その他に『この世界を逃れて』などがあり、10作目の小説となる『マザリング・サンデー』は、「最良の想像的文学作品」に与えられるホーソーンデン賞を受賞した。