中村征夫(ナカムラ・イクオ)

中村征夫

1945年秋田県潟上市生まれ。19歳のとき神奈川県真鶴岬で水中写真を独学で始め、31歳でフリーランスとなる。1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、以降ライフワークとして取り組む。報道の現場の経験を生かし、さまざまなメディアを通して海の魅力や海をめぐる人々の営みを伝えている。主な著書・写真集に『全・東京湾』『海中顔面博覧会』(情報センター出版局)、『海中2万7000時間の旅』(講談社)、『遙かなるグルクン』(日経ナショナルジオグラフィック社)、『海への旅』『永遠の海』(クレヴィス)など多数。第13回木村伊兵衛写真賞、第26回土門拳賞、2007年度日本写真協会年度賞など受賞。

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