ウェイク・ワン(Wang,Weike)

ウェイク・ワン

中国、南京生まれ。5歳のときに両親とともにオーストラリアへ移住。カナダを経由して、11歳でアメリカに渡る。ハーバード大学で化学と英文学を専 攻、公衆衛生学の博士号を取得。ボストン大学の美術学修士号を取得するために書いた小説が『ケミストリー』である。2017年に刊行されるとたちまち注目を浴び、全米図書協会の「35歳未満の注目作家5人」に選ばれ、2018年にはホワイティング賞、PEN/ヘミングウェイ賞を受賞。短篇「OMAKASE」は2019年度O・ヘンリー賞を受賞した。

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