圀府寺司(コウデラ・ツカサ)
大阪大学大学院文学研究科・文学部教授。1957年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒業。1981〜1988年、アムステルダム大学美術史研究所に留学、文学修士号、博士号を取得。オランダ、エラスムス財団より博士論文に対してエラスムス研究賞を受賞。広島大学総合科学部助教授を経て現職。2004〜2005年、ワルシャワ、ユダヤ歴史研究所・研究員。専門は西洋美術史。著書:Vincent van Gogh; Christianity versus Nature(John Benjamins 1990)『ファン・ゴッホ 自然と宗教の闘争』(小学館 2009)『「ゴッホの夢」美術館』(小学館 2013)『ユダヤ人と近代美術』(光文社新書 2016)『ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家』(角川ソフィア文庫 2019)など。編著書:『ファン・ゴッホ神話』(TV Asahi 1992,英語版 The Mythology of Vincent van Gogh (TV Asahi / John Benjamins 1993)編書:『ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?』(大阪大学出版会 2011)『ファン・ゴッホ 巡りゆく日本の夢』(青幻舎 2017 英語版:Van Gogh and Japan)など。共訳:『ファン・ゴッホの手紙』(みすず書房 2001)。