加藤秀俊(カトウ・ヒデトシ)
(1930-2023)東京生れ。社会学博士。一橋大学卒業後、米ハーバード大学などで学ぶ。米アイオワ州立大学、京都大学等で教鞭を執り、学習院大学教授、放送大学教授、日本育英会会長などを歴任。20代で発表した「中間文化論」が話題を呼び、社会論を中心に論壇でも活躍。梅棹忠夫、小松左京らと大阪万博のブレーンとなり、「日本未来学会」結成にも尽力した。『加藤秀俊著作集(全12巻)』『整理学』『取材学』『社会学』『暮しの思想』『独学のすすめ』など著書多数。訳書にリースマン『孤独な群衆』、ウォルフェンスタイン&ライツ『映画の心理学』(加藤隆江との共訳)などがある。