クリストファー・イシャウッド(Isherwood,Christopher)

クリストファー・イシャウッド

(1904-1986)1904年、イングランドの貴族の家に生まれ、1986年、アメリカ・サンタモニカにて死去。作家。10歳のとき第一次世界大戦で父が戦死。弟とともに母に育てられる。ケンブリッジ大学ほか中退。在学中に創作を開始。1928年、第一長篇発表。翌年、盟友W・H・オーデンと、ナチスが台頭するベルリンへ。『さらばベルリン』(ミュージカル・映画「キャバレー」の原作)で名声を博す。1939年、渡米。1946年、アメリカ国籍取得。1971年、母の日記と父の手紙をもとにした『キャスリーンとフランク』を刊行。同性愛者であることを公言していた。その他の作品に『いかさま師ノリス』、ゲイの大学教授が主人公の『シングルマン』(トム・フォードが映画化)など。

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