ネージュ・シンノ(Sinno,Neige)

1977年、フランスの南アルプス地方オート=アルプ県生まれ。フランスとアメリカの大学で学ぶ。博士課程ではレイモンド・カーヴァー、リチャード・フォード、トバイアス・ウルフについて研究。2006年からメキシコ在住。作家、翻訳家(英語、スペイン語)。これまで小説『La Vie des rats(「鼠の人生」)』、『Le Camion(「トラック」)』、『La Realidad(「現実」)』を発表。『悲しき虎』で、フェミナ賞、高校生が選ぶゴンクール賞、ル・モンド文学賞、ストレーガ・エウロペオ賞など多数の賞を受賞。