マリアーナ・エンリケス(Enriquez,Mariana)

1973年ブエノスアイレス生れ。ラ・プラタ大学卒業後、1995年に長篇小説Bajar es lo peorで作家デビュー。その後、『寝煙草の危険』(2009年)、『わたしたちが火の中で失くしたもの』(2016年)等の短篇集が国際的に評価され、ノンフィクションや伝記の分野でも活躍。超自然要素を取り入れつつ現実の不安や恐怖を描く手法は、カズオ・イシグロらに絶賛され、「アルゼンチンのホラー・プリンセス」「文学界のロック・スター」と称されている。