「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―(新潮選書)
新潮選書
精神医学
作品カナ:シャカイテキウツビョウノナオシカタニンゲンカンケイヲドウミナオスカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603674-3
紙書籍ISBN:978-4-10-603674-3
抗うつ薬と休養だけでは治らない人へ「人薬(ひとぐすり)」という新しい処方箋。
軽症なのに、なかなか治らない。怠けるつもりはないのに、動けない。服薬と休養だけでは回復しない「新しいタイプ」のうつ病への対応法を、精神科臨床医が、具体的かつ詳細に解説する。「自己愛」が発達する過程に着目し、これまで見落とされがちだった〈人間関係〉と〈活動〉の積極的効用を説く、まったく新しい治療論。
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斎藤環(サイトウ・タマキ) プロフィール
1961年、岩手県生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』ほか多数。