拙者は食えん!―サムライ洋食事始―
単行本
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エッセイ・随筆
料理
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作品カナ:セッシャハクエンサムライヨウショクコトハジメ
紙書籍ISBN:978-4-10-305773-4
紙書籍ISBN:978-4-10-305773-4
「パンは気味悪く牛はさらなり。二日三日食事は一切いたさず、空腹堪えがたし」
幕末~明治初期、初めて「洋食」に出会ったサムライたち。「ボートル(バター)塗りつけ、油ばかり」、それでも開国のため、ひたすら我慢して食べ、挙句の果ては「いかなる事の報いか。神仏に祈るほかなかりけり」……。日本人と洋食との邂逅がこれほど劇的だったとは! 読み出したら止まらない面白歴史エッセイ!
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熊田忠雄(クマダ・タダオ) プロフィール
1948年、福島県生れ。早稲田大学卒業後、1970年にニッポン放送入社。報道部記者、報道部長、編成局長、取締役を経て、2005年退社。2013年9月現在は、海外雄飛した日本人の姿を追う歴史読み物を中心に、執筆・講演活動を行なっている。主な著書は『そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち―』(2007年、新潮社/のち新潮文庫)『すごいぞ日本人!―続・海を渡ったご先祖様たち―』(2009年、新潮社)『拙者は食えん!―サムライ洋食事始―』(2011年、新潮社)。