堂々たる政治(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ドウドウタルセイジシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610257-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610257-8
耳障りなことを言う。それが私の仕事である。
この国の土台が揺らいでいる。小泉政権の構造改革を継承し、突如瓦解した安倍政権、停滞し、綻び始めた国家の運営……いま、政治家に不可欠な判断の要諦とは何か、言葉と行動の重さとはいかなるものか。奇をてらわず、耳障りなことでも堂々と語る。文人の家系に生まれ、会社員から政治家に転身、度重なる落選やガンとの闘いまで、生涯を省察しながら、国の将来に深い想いをこめた初めての著書。
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与謝野馨(ヨサノ・カオル) プロフィール
1938(昭和13)年東京都生まれ。経済財政政策・規制改革担当大臣。東京大学法学部卒業後、日本原子力発電に勤務。中曽根康弘秘書を経て1976年に衆議院議員に初当選。文部、通産、金融・経済財政担当相、自民党政調会長などを歴任し、安倍内閣で官房長官を務めた。歌人の与謝野鉄幹・晶子は祖父母にあたる。