―新書で入門―宮沢賢治のちから(新潮新書)

山下聖美/著
配信開始日: 2011/12/28
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:シンショデニュウモンミヤザワケンジノチカラシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610280-6
愛すべきデクノボーの謎多き作品と生涯。
フリーター、自分探し、パラサイトシングル、「シスコン」――。「雨ニモマケズ」や「銀河鉄道の夜」、あるいは絵本や教科書で出会った童話や詩を通じて、日本人にもっとも親しまれてきた作家の一人、宮沢賢治。その人生には、現代のこんなキーワードがあてはまる。この「愛すべきデクノボー」の謎多き人物像と作品世界を、若手女性研究者が、数々の意外なエピソードと特異な感覚のちからに注目しながら読み解いていく。

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山下聖美(ヤマシタ・キヨミ) プロフィール

1972(昭和47)年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科専任講師。同大学院芸術学研究科博士後期課程修了、博士(芸術学)。明治の文豪からケータイ小説まで、幅広く研究中。著書に『賢治文学「呪い」の構造』『一〇〇年の坊っちゃん』『検証・宮沢賢治論』など。

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