アメリカ病(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アメリカビョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610012-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610012-3
銃依存症・巨大化整形・マッチョ願望・健康マニア・精神分析教……。どこを見ても末期症状な人々。
いま明らかにアメリカがおかしい。外交や政治・経済ばかりではない。もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信……、もはやどこを見渡しても末期症状。強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。
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矢部武(ヤベ・タケシ) プロフィール
1954(昭和29)年埼玉県生まれ。1970年代の渡米以降、日米の両国を行き来し、取材・執筆活動を続けている。米ロサンゼルスタイムス紙東京支局記者を経てフリーに。著書に『アメリカ病』『ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―』などがある。