血の政治―青嵐会という物語―(新潮新書)
新潮新書
政治
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チノセイジセイランカイトイウモノガタリシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610325-4
紙書籍ISBN:978-4-10-610325-4
なぜ、今の政治家は物足りないのか? 失われた「何か」があった時代。
血判で契りを交わし、武道館で決起集会を行い、全国紙に意見広告を出した。いつでも口角泡を飛ばし、胸ぐらをつかみ合い、灰皿や瓶を投げつけ、野蛮な極右とメディアに酷評された。一九七〇年代半ば、戦後政治史上未曾有の熱さと厚かましさで一躍脚光を浴びた政治集団「青嵐会」。今、政治に求められている“何か”が彼らにはあった。太く、短く、謎多きその軌跡をあらためて現在に問う異色ノンフィクション。
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河内孝(カワチ・タカシ) プロフィール
1944(昭和19)年東京都生まれ。慶応大学法学部卒業。元毎日新聞常務。全国老人福祉施設協議会および国際厚生事業団の理事を務める。著書に『新聞社―破綻したビジネスモデル―』『次に来るメディアは何か』『血の政治―青嵐会という物語―』など。