ヒトラーのウィーン

単行本
西洋史
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒトラーノウィーン
紙書籍ISBN:978-4-10-439708-2
紙書籍ISBN:978-4-10-439708-2
「美しき都」は、ヒトラーのグロテスクな怨念を、どのように醸成したのか。
各界の天才が一堂に会していたウィーンで、天才とは程遠い負け犬だったヒトラーは、ユダヤ人絶滅を「善」とする主観を形成した。彼の過剰な健康志向・潔癖症の根もウィーンにある。だが現在ウィーンからヒトラーの行跡は消されている。それをあぶり出すべく、ウィーンと関係の深い哲学者が怪物の青年期を様々な視角から追う。
購入サイト
中島義道(ナカジマ・ヨシミチ) プロフィール

1946(昭和21)年福岡県生れ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士(ウィーン大学)。2009(平成21)年、電気通信大学教授を退官。著書に『ウィーン愛憎』『哲学の教科書』『〈対話〉のない社会』『孤独について』『人生を〈半分〉降りる』『私の嫌いな10の言葉』『働くことがイヤな人のための本』『続・ウィーン愛憎』『悪について』『狂人三歩手前』『人生に生きる価値はない』『人生、しょせん気晴らし』『差別感情の哲学』『ウィーン家族』『英語コンプレックスの正体』などがある。
この著者の書籍
西洋史のおすすめ書籍
-
ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I2014/04/251,254円(税込) -
エッダとサガ―北欧古典への案内―(新潮選書)2018/01/121,650円(税込) -
フランス革命の女たち―激動の時代を生きた11人の物語―(新潮文庫)2024/01/29825円(税込) -
The Story of the City on the Sea - A Thousand Years of the Venetian Republic vol. 12024/01/261,529円(税込) -
Crisis and Conquest - The Story of the Roman People vol. VIII2015/03/201,540円(税込)


















