「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:エコノミックアニマルハホメコトバダッタゴカイトゴヤクノキンゲンダイシシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610084-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610084-0
「ウサギ小屋」「日本人は12歳」「グローバル・スタンダード」。本当の意味を知っていますか?
マッカーサーの「日本人は12歳の少年」という発言や、「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、日本人をネガティブに評する際に使われる決まり文句である。しかし、実はこれらの言葉に批判的な意味はなかった。日米開戦のきっかけになった誤訳、ダイアナ妃の招いた誤解、世界には通じない「グローバル・スタンダード」の意味等、近現代史のさまざまな場面での誤解、誤訳を紹介する。
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多賀敏行(タガ・トシユキ) プロフィール
1950(昭和25)年、三重県松阪市生まれ。一橋大学法学部卒業。ケンブリッジ大学法学修士号取得。1974年外務省入省後、在マレーシア大使館、国連日本政府代表部勤務。在ジュネーブ日本政府代表部公使などを経て、在バンクーバー総領事。著書に『国際人の英語』など。