「指紋の神様」の事件簿(新潮文庫)

塚本宇兵/著
配信開始日: 2008/05/01
価格:484円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般
作品カナ:シモンノカミサマノジケンボシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-129971-6
三十年、指紋一筋、三億円事件、よど号ハイジャック、オウムなどに携わり、“動かぬ証拠”を武器に事件を解決に導いた鑑識官が語る、指紋の真実。
〈同じものは二つない〉〈一生変らない〉指紋は、我々の指先に平等に与えられた、最も確実な本人証明である。生体認証やDNA鑑定が普及しても、百年間蓄積された経験とデータには適わない。三十年この道一筋、自供に頼る捜査が主流の時代に、三億円事件、よど号ハイジャック、オウムなどに携わり、“動かぬ証拠”を武器に事件を解決に導いた鑑識官が語る、指紋の真実。

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塚本宇兵(ツカモト・ウヘイ) プロフィール

昭和11(1936)年、茨城県生まれ。昭和30年、警視庁巡査となる。刑事課を経て、昭和42年、鑑識課指紋係に。昭和57年、フィリピン共和国国家警察軍犯罪科学研究所へ犯罪鑑識指導のため派遣され、帰国後の昭和59年より警視庁鑑識課現場指紋係長。平成7(1995)年、その功績によって警察庁指定広域技能指導官に認定された。平成13年、警視庁鑑識研究所長を辞した後も、警察大学校などで講師を務める。(株)日本シークレット・サービス主任研究員。

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