明治の冒険科学者たち―新天地・台湾にかけた夢―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:メイジノボウケンカガクシャタチシンテンチタイワンニカケタユメシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610108-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610108-3
明治秘史発掘! 野心と探求心に燃えた若者の成功と挫折。
日清戦争の勝利で獲得した悲願の植民地・台湾。当初、台湾統治のために一線級の若きエリート官吏が送り込まれる一方で、未知の島・台湾に滾るような野心と探求心を抱いて乗り込んだ若き科学者たちがいた。柳田國男に多大な影響を与えた「台湾学の祖」伊能嘉矩。ジャングルを切り開きアジア屈指の熱帯植物園を開いた田代安定。原住民の生活を丹念な記録と写真に残した森丑之助。最も早く台湾に渡り、最も困難な状況で台湾と格闘した三人の日本人の波乱の生涯を描く。
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柳本通彦(ヤナギモト・ミチヒコ) プロフィール
1953(昭和28)年京都市生まれ。ノンフィクション作家。アジアプレス台北代表。台湾を拠点に、台湾史発掘を続ける一方、沖縄・中国に視野を拡げた多角的なレポートも発信。著書に『台湾・霧社に生きる』『台湾革命』など。映像作品に『私は日本のために戦った』など。