影武者徳川家康(下)(新潮文庫)

隆慶一郎/著
配信開始日: 2013/01/01
価格:869円(税込)
新潮文庫
時代小説 ドラマ・映画・アニメ関連 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カゲムシャトクガワイエヤス03シンチョウブンコ
シリーズ名: 影武者徳川家康
紙書籍ISBN:978-4-10-117417-4
影武者がついに成し遂げた泰平の世――。史実を超えた偉大なる大作、完結編。
いまや二郎三郎は、秀忠を自在に操る家康なみの智将であった。彼の壮大な夢は、江戸・大坂の和平を実現し、独立王国=駿府の城を中心に自由な「公界」を築くことだった。キリシタン勢力を結集した倒幕の叛乱を未然に防ぎ束の間の平安を得るが、秀忠の謀略から遂に大坂の陣の火の手が上がる。自由平和な世を願い、15年間を家康として颯爽と生き抜いた影武者の苦闘を描く渾身の時代長編!

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隆慶一郎(リュウ・ケイイチロウ) プロフィール

(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。

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