見送ル―ある臨床医の告白―
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単行本
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ミオクルアルリンショウイノコクハク
紙書籍ISBN:978-4-10-329942-4
紙書籍ISBN:978-4-10-329942-4
『偽善の医療』『衆愚の病理』の著者が描く、医者と病院の真実!
医者だって人間だから、患者の好き嫌いは当然あるし、贔屓もすれば、外科と内科の対立も日常茶飯事。ほとほと疲れる日もあるけれど、輝く笑顔で退院する患者を、見送る。力を尽くしてもひっそりと消えゆく命を、見送る。どちらも私が選んだ仕事……。現役医師だからこそ「小説」でしか描けなかった、命の現場のいま。
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里見清一(サトミ・セイイチ) プロフィール
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本名・國頭英夫。1961(昭和36)年鳥取県生まれ。1986年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て日本赤十字社医療センター化学療法科部長。杏林大学客員教授。著書に『死にゆく患者(ひと)と、どう話すか』『医学の勝利が国家を滅ぼす』『医師の一分』など。