若き日本の肖像―一九〇〇年、欧州への旅―(新潮文庫)
新潮文庫
歴史学
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作品カナ:ワカキニホンノショウゾウセンキュウヒャクネンオウシュウヘノタビシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126141-6
紙書籍ISBN:978-4-10-126141-6
現代を解読する「鍵」を求めて、一九〇〇年の欧州へ。近代日本の源流を鋭く見つめる好著。
西暦1900年――。『坂の上の雲』の主人公・秋山真之や英留学に向かう途上の漱石はパリ万博を訪れていた。そしてロンドンに南方熊楠、ウィーンには青山光子。二十世紀を迎える欧州で、新しい世紀の熱い息吹に触れた若き日本人たちの精神と足跡を辿り、近代日本の源流と歴史の深層を見つめ直す。新潮選書『二十世紀から何を学ぶか(上)―一九〇〇年への旅 欧州と出会った若き日本―』改題。※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
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寺島実郎(テラシマ・ジツロウ) プロフィール
1947(昭和22)年、北海道生れ。1973年、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。同年三井物産入社。ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行役員を務めた。現在、(財)日本総合研究所理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。『新経済主義宣言』(石橋湛山賞受賞)『ワシントン戦略読本』『脳力のレッスン 正気の時代のために』『世界を知る力』『リベラル再生の基軸 脳力のレッスンIV』など著書、共著多数。