風は山河より(三)(新潮文庫)
新潮文庫
歴史小説−中世
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カゼハサンガヨリ03シンチョウブンコ
シリーズ名: 風は山河より
紙書籍ISBN:978-4-10-144453-6
シリーズ名: 風は山河より
紙書籍ISBN:978-4-10-144453-6
岡崎・松平家存亡の危機。ついに天才軍師・雪斎出陣す。駿府、尾張、岡崎、武将たちの思惑が錯綜する第三巻。
織田信秀は、美濃の斎藤に大敗するも依然として巨大な力を誇っていた。安祥城を織田の配下から取り戻したい広忠は兵を出すが敗走、内訌が止まず、今川義元に助力を求める。嗣子、竹千代を人質として駿府に差し出すことを決めるが、道中、戸田正直の陰謀に巻き込まれてしまう。三河の混乱を傍観していた義元は、ついに太原崇孚雪斎を送り出す。武将たちの思惑が錯綜する第三巻。
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宮城谷昌光(ミヤギタニ・マサミツ) プロフィール
1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、2001年、『子産』で吉川英治文学賞を、2004年、菊池寛賞を、2016年、『劉邦』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、2006年に紫綬褒章、2016年には旭日小綬章を受章。『晏子』『楽毅』『管仲』『香乱記』『青雲はるかに』『新三河物語』『三国志』『草原の風』『呉漢』『孔丘』『公孫龍』『諸葛亮』等著書多数。