新史 太閤記(上)(新潮文庫)

司馬遼太郎/著
配信開始日: 2015/03/20
価格:869円(税込)
新潮文庫
歴史小説−中世 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シンシタイコウキ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 新史 太閤記
紙書籍ISBN:978-4-10-115210-3
日本史上、もっともきびしい上司の下で、奇跡の出世をした男。木下藤吉郎の智恵の冴えを描く司馬遼太郎版『太閤記』。
日本史上、もっとも巧みに人の心を捉えた“人蕩し”の天才、豊臣秀吉。生れながらの猿面を人間的魅力に転じ、見事な演出力で次々に名将たちを統合し、ついに日本六十余州を制覇した英雄の生涯を描く歴史長編。古来、幾多の人々に読みつがれ、日本人の夢とロマンを育んできた物語を、冷徹な史眼と新鮮な感覚によって今日の社会に甦らせたもっとも現代的な太閤記である。

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司馬遼太郎(シバ・リョウタロウ) プロフィール

(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

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