ジキルとハイド(新潮文庫)
新潮文庫
イギリス文学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ジキルトハイドシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-200303-9
紙書籍ISBN:978-4-10-200303-9
高名な紳士ジキルと醜悪な小男ハイド。人の心に潜む善と悪の葛藤を描いた名作怪奇小説。
ロンドンの高名な紳士、ジキル博士の家にある時からハイドという男が出入りし始めた。彼は肌の青白い小男で不愉快な笑みをたたえ、人にかつてない嫌悪、さらには恐怖を抱かせるうえ、ついに殺人事件まで起こしてしまう。しかし、実はジキルが薬物によって邪悪なハイドへと姿を変えていたのだった……。人間の心に潜む善と悪の葛藤を描き、二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説。
購入サイト
ロバート・L・スティーヴンソン(Stevenson,R.L.) プロフィール
(1850-1894)イギリスの詩人・小説家。エディンバラ大学で工学を学ぶが、後に弁護士の資格を取得する。1879年にアメリカへ渡り、翌年結婚し帰国、『宝島』『ジキルとハイド』『誘拐されて』等を執筆する。生来健康がすぐれず、1890年より南太平洋サモア島に移住するが、4年後に急死した。
この著者の書籍
田口俊樹(タグチ・トシキ) プロフィール
1950(昭和25)年、奈良市生れ。早稲田大学卒業。ブロックの“マット・スカダー・シリーズ”をはじめ、ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、スミス『チャイルド44(フォーティフォー)』、チャンドラー『長い別れ』、ウィンズロウ『業火の市(まち)』、コーベン『THE MATCH』(共訳)など訳書多数。