魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章―(新潮文庫)

米原万里/著
配信開始日: 2015/12/18
価格:594円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:マジョノイチダースセイギトジョウシキニヒヤミズヲアビセルジュウサンショウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-146522-7
取扱注意。二十世紀最後のカリスマ通訳(Copyright:新潮文庫編集部)による最強の「異文化」エッセイ。
私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識がまだまだあるんです。異文化間の橋渡し役、通訳をなりわいとする米原女史が、そんな超・常識の世界への水先案内をつとめるのがこの本です。大笑いしつつ読むうちに、言葉や文化というものの不思議さ、奥深さがよーくわかりますよ。

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米原万里(ヨネハラ・マリ) プロフィール

(1950-2006)東京生れ。エッセイスト、作家、元ロシア語同時通訳。東京外国語大学卒。東京大学大学院修士課程修了。1992(平成4)年、テレビの同時通訳により正確で迅速な報道に貢献したとして日本女性放送者懇談会賞を受賞。1995年通訳を論じた『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』で読売文学賞、1997年『魔女の1ダース 正義と常識に冷や水を浴びせる13章』で講談社エッセイ賞、2002年『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』で大宅壮一ノンフィクション賞、2003年『オリガ・モリソヴナの反語法』でBunkamura ドゥマゴ文学賞を受賞。日本ペンクラブ常務理事、ロシア語通訳協会会長を務めた。

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