田辺聖子の恋する文学―一葉、晶子、芙美子―(新潮文庫)

田辺聖子/著
配信開始日: 2016/02/19
価格:473円(税込)
新潮文庫
文学論 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:タナベセイコノコイスルブンガクイチヨウアキコフミコシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-117531-7
愛を知ったから、書けた。恋愛小説の名手が語る、近代に生きた女性作家の情熱と苦悩。
貧しさにあえぎながらも、一途に恋心を守り抜いた樋口一葉。燃えるような愛憎を作品に注ぎ込んだ与謝野晶子。〈俳人〉と〈主婦〉、二つの己に引き裂かれた杉田久女……。女性の地位が低かった時代、明治生まれの作家たちは創作への情熱と、愛や生活の狭間でもがき続けていた――。恋愛小説の名手がたおやかに語る、五人の女性文学者の作品と生涯とは。『続 田辺聖子の古典まんだら』改題。

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田辺聖子(タナベ・セイコ) プロフィール

(1928-2019)1928(昭和3)年、大阪生れ。樟蔭女専国文科卒業。1964年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で芥川賞、1987年『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、1993(平成5)年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を、1994年菊池寛賞を受賞。また1995年紫綬褒章、2008年文化勲章を受章。小説、エッセイの他に、古典の現代語訳ならびに古典案内の作品も多い。

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