ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン(新潮文庫)
新潮文庫
諸外国文学
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作品カナ:ソークラテースノベンメイクリトーンパイドーンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-202701-1
紙書籍ISBN:978-4-10-202701-1
不当な死刑に処せられたソークラテースの所信、対話、そして最期。
その否定的対話によって、既存の社会体制、道徳、宗教を盲信する保守的な人々から糾弾され、不当な死刑に処せられたソークラテースが、法廷で自己の所信を力強く表明する『ソークラテースの弁明』、脱獄のすすめを退け、国法を守って平常心のまま死を迎える彼が、法と正義について弟子と対話する『クリトーン』、毒薬をあおって刑死する彼の最期を語る『パイドーン』を収録する。
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プラトーン(プラトン)(Platon) プロフィール
(427-347 B.C.)古代ギリシャ最大の哲学者。アテーナイの名家に生れ、政治家を志すが、師ソークラテースの処刑を機に哲学へ転向。紀元前387年、40歳の時に学園「アカデーメイア」を設立し、各地から青年を集め教育と著述に専念した。生前に刊行された30編に及ぶ著作の大部分は、ソークラテースとその他の人物との対話の形式を取るため「対話篇」と呼ばれている。